Qインフルエンザでイナビル吸入をもらいましたが、吸入方法をお教えてください。
イナビルは年齢により吸入量が異なります。10歳未満は1容器を、それ以上の年齢の方は2容器を吸入します。
吸入の練習のための、吸入練習機(笛)が医療機関にはあります。吸入が不安の方は練習機をもらい、吸入練習してから、実薬の吸入を行うとよいと思います。
イナビルは単回吸入を行えば、治療は終了し、数日で治療効果が出てきます。また、学校保健安全法施行規則より、インフルエンザに感染した場合は、発症後5日間、あるいは解熱後2日間(幼児は3日間)の登校はできません。しっかりと自宅で療養をさせてあげて下さい。
吸入方法に関しては、以下、第一三共株式会社のHPより引用しています。
吸入時のポイント
深呼吸をして、リラックスした状態で吸入しましょう。過度に強く吸入したり、長く息止めする必要はありません。
説明は小児の場合を例にとっておりますが、成人の方も吸入方法は同様です。2個のイナビルを処方受けられたと思いますので、上記手順を2回通り行ってください。
Q.インフルエンザ予防接種の回数と摂取量は?
13歳以上では1回接種と2回接種で効果は違わないので1回摂取を行います。6ヵ月~13歳未満は2回接種です。基礎疾患(慢性疾患)をおもちの方は,医師の判断により2回になることもありますので,くわしくは医師とご相談ください。
2回接種は一般的に13歳以上1~4週の間隔,6ヵ月~13歳未満は2~4週間間隔ですが,免疫効果を考慮した場合,3~4週間が望ましいとされています。1回接種量は3歳以上は0.5mL,6ヵ月~3歳未満は0.25mL(ただし,北里第一三共ワクチンは1~3歳未満が0.25 mL)です。
作成年月日:2011.12.15
【医薬品情報管理室, 学術チーム】