受動喫煙について教えてください。
タバコの煙は、喫煙者の肺に入っていく「主流煙」、 その後、口・鼻から吐き出される「呼出(こしゅつ)煙」、タバコに火をつけた際に、タバコの先端から出る「副流煙」の3つに分けられます。主流煙ばかりに気を取られがちですが、副流煙にも各種有害物質が含まれており、しかもニコチン、タール、一酸化炭素などの成分量は主流煙よりも副流煙のほうが多いといわれています。この副流煙を、自分の意思とは関係なく吸い込んでしまうことを「受動喫煙」といいます。受動喫煙にさらされると、がんや脳卒中、虚血性心疾患、呼吸器疾患などのさまざまな病気のリスクが高くなり、さらには妊婦や赤ちゃんにも悪影響を及ぼすことがわかっています。 (さらに…)