Q亜鉛華軟膏と亜鉛華単軟膏の違いを教えて下さい。

亜鉛華軟膏と亜鉛華単軟膏は名称が似ておりますが、異なる特徴を持ちます。

亜鉛華軟膏は1g中に酸化亜鉛を200mg含有し、亜鉛華単軟膏は1g中に酸化亜鉛を100mg含有します。例外として,サトウザルベ軟膏は,亜鉛華単軟膏ですが,酸化亜鉛の濃度10%と20%があります。

その点以外に、大きな違いは、亜鉛華軟膏は、基剤は白色ワセリンであり,乳化剤(面活性剤)としてソルビタン、セキスオレイン酸を含むので、水分を吸うという特徴があります。亜鉛華単軟膏は,基剤は単軟膏であり,乳化剤を含有しません。

酸化亜鉛は塗布した部分を乾燥させます。したがって, ジクジクとした場所には、酸化亜鉛を多く含む亜鉛華軟膏の方が適します。患部のジクジクが解消してくれば、乾燥を促すために、亜鉛華単軟膏に切り替えた方が早く治ります。

患部のジクジクが改善したにも関わらず、亜鉛華軟膏を過度に使い続けてしまうと、過乾燥となり、痒み等を生じてしまうことがあります。皮膚の状態にあった、塗り薬を選択してもらうようにしましょう。

(さらに…)

Q.保湿剤の使い方を教えて下さい!

冬場になると体のあちこちがかゆくなるといった経験をしたことがある方も多いのではないかと思います。
これは乾燥肌による場合が多く、適した対策を行うことで、かゆみを軽減することができます。
乾燥肌の対策としてはスキンケアが重要です。
スキンケアの基本は、「清潔」「紫外線対策」「保湿ケア」の3点です。その中でも特に保湿剤の使用が効果的です。保湿剤の使用目的は、角質層の水分を保持し皮膚のバリア機能を高めることです。「保湿ケア」に関しては、入浴後皮膚が潤っている状態(入浴後約5分以内が目安)での保湿が重要です。保湿剤としては油性成分配合で低刺激のものを選択するとよいと思います。入浴後ではないときの保湿は化粧水や水などを吹きかけた後に保湿剤を塗ると効果的です。保湿剤を上手に活用し、皮膚をしっとしとした状態に保ちましょう。

 作成年月日:2015.1.23
【倉敷店 医薬品情報管理室】