Q.医療用麻薬にはどのようなものがありますか?

a-1医療用麻薬として使用されるモルヒネ・オキシコドン・フェンタニルは注射剤、内服薬(錠剤、カプセル剤、液剤、散剤など)として使用されるほか、坐薬や皮膚に貼って皮膚から薬剤が体内に入ることで効果を発揮する貼付剤もあります。患者さんの状態により適切な投与方法を選びます。

作成年月日:2016.6.2

【日本原店 医薬品情報管理室】

各投与方法の特徴

メリット デメリット
注射剤 即効性あり 患者本人による使用は困難
薬が飲めない状態でも使用可能
内服薬 使用方法が簡便で、
患者本人による使用が可能
薬が飲めない状態では使用不可
効果が長く続く製剤と、
即効性のある製剤がある
固形、液剤、散剤など多くの剤形がある
坐剤 薬が飲めない状態でも使用可能
貼付剤
(貼り薬)
薬が飲めない状態でも使用可能 貼付部位の状態により効果が変化する
効果の持続が一定