Q:蚊にさされるとどうして痒いのですか?

蚊は人間の皮膚を刺してまず唾液を注入します。この唾液は、人間が痛みを感じなくさせる麻酔成分と、血を吸いやすくするための血が固まらなくなる成分が入っています。かゆくなるのは、この成分に対するアレルギー反応です。アレルギー反応が起きると、身体の細胞から「ヒスタミン」という成分が放出されます。このヒスタミンが神経を刺激して、「かゆい」という感覚が発生します。

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Q:子宮頸がんの原因となるウイルスとワクチンについて教えてください。

子宮頸がんの発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスが関わっています。このウイルスは、子宮頸がんの患者さんの90%以上で見つかっています。HPVに長期感染することでがんになると考えらています。性交渉の経験がある女性のうち50%~80%は、HPVに感染していると推計されています。子宮頸がんのワクチンはHPVの感染を予防するもので、すでにHPVに感染している細胞からHPVを排除する効果は認められていません。

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Q:アルコール依存症について教えてください。また薬で治りますか?

アルコールは依存性とは、長期間にわたってアルコールを大量に飲み続けることによってアルコールを飲まないといられなくなる状態に陥る病気です。大量に飲み続けると脳の仕組みが変化し、猛烈にアルコールを欲するようになります。そのため気持ちの高ぶりやイライラ感が生じ、動悸や発汗、手の震え、不眠などの身体症状が現れるようになると言われています。中にはアルコールによる肝障害などを発症するばかりでなく、朝から飲酒をする、仕事中に隠れて飲酒をするなど社会生活に支障をきたすケースも珍しくありません。

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Q:吸入ステロイド薬を使った後のうがいについて教えてください。

正しく「うがい」してますか? | シニア向けWEBマガジン 爺ちゃん ...吸入後のうがいは、口の中をゆすぐだけでなく、喉も洗い流すような「うがい」をすることが必要です。従って「ブクブク」「くちゅくちゅ」とほおを膨らませるうがいを5秒、さらにのどに残っている薬を出すために、「ガラガラ」と上を向いて口を開けるようなうがいを5秒くらいします。これをそれぞれを2回ずつ行うことによってほとんどの薬を洗い流すことができます。

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Q:冷たい湿布と温かい湿布の使い分けを教えてください。

冷湿布には、冷たさを感じるメントールが配合されており、温湿布は温かさを感じるトウガラシ成分のカプサイシンが配合されており、皮膚の感覚(心地良さ)に違いがあります。どちらの湿布も、血流の滞りを改善させるほどの筋肉の温度変化はみられないと言われています。

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Q:エナジードリンクはどのくらいなら飲んでも大丈夫ですか?

過剰に摂取するとめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠、下痢・嘔吐等が起こる恐れがありますので、過剰摂取には注意してください。日本には規定がありませんが、米国では1日当たり400㎎欧州では健康な成人400㎎、妊婦・授乳婦200~300㎎、子供については、長期的・習慣的なカフェイン摂取に関する研究が少なく不確実性が残るものの、3 ㎎/kg/日であれば悪影響が見られないと推測される、とされていますので参考にしてください。

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Q:アフターピルについて教えてください。

アフターピルとは、望まない妊娠を避けるための最終手段として使用される薬で、避妊に失敗したり、事件に巻き込まれたりした際に服用する薬で、緊急避妊薬とも呼ばれます。しかし、アフターピルを服用しても100%避妊ができるわけではありません

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Q:ノロウイルスについて教えてください。

 ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な人は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化することがあります。現在、このウイルスに効果のある抗ウイルス剤はありません。体力の弱い乳幼児・高齢者は、脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないように、水分と栄養の補給を充分に行い、脱水症状がひどい場合には病院で輸液を行うなどの治療が必要になります。下痢止め薬は、病気の回復を遅らせることがあるので使用しないことが望ましいでしょう。

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